強力エンジンはドリーム組がゲット

当地強力エンジンが揃ってドリーム組に行き渡った。こうなると今節は主力がいつも以上に幅を利かせることとなりそうだ。まずは現況ナンバー1の呼び声が高い9号機。引き当てたのはV候補筆頭の関浩哉だ。「伸びはいい。ただ、出足が全くない。もう少しバランスを取りたい。でも、エンジンはいいと思う」と。課題もあったようだが、前検タイム6秒68は全選手中、ただひとりの6.60台。出足の甘さよりも伸びの強さの方が際立った。「ダービーもあるし、結果を出したい」と10月を見据えて調整にも全力投球となる今節。初日からパワー全開で突っ走るか。

エース8号機は永田秀二が引いた。「数字はあるけど、足はまだ分からない。ひとりで乗ってる感じは、手前でワンテンポ遅れる。反応はいいけど、乗りづらい。伸びは人によって少しのぞく感じがあったかも。ペラは叩いたので、明日のってどうか。エンジンはいいので、体感だけ求めていけば良くなると思う」と。ここ2節の結果がひと息のエース機だが、永田の手でハイパワー復活となるか。

山崎郡の2号機、梶野学志の20号機も当地の上位エンジン。山崎は「班の中では関選手が良く見えた。他との比較は分からない。このエンジンのポテンシャルを出せる様にしたい。ペラはこれからで、4日レースなのでペラ中心の調整で行く」と。梶野は「少し行き足が重い感じだが、勝率があるエンジンで足の感触は悪くない。ペラの微調整をする」と。さすがに当地のツートップエンジンと同じ班では大きな事は言えないが、このふたりも全体で見れば上位の足だろう。