小野達哉がシリーズ席巻V

「日本モーターボート選手会長杯尼崎ぶるたんカップ」最終日。まずは選抜戦から。10Rは松井賢治が逃げて、11Rは大谷健太が大外からまくって白星締め。大谷は前半もまくって最終日連勝。4日目まで未勝利だったが、最後は好脚活かして存在感をアピールした。

さて注目の優勝戦。進入は枠なり3対3。ダッシュ勢はS届かず、スロー勢は横一線のスリット。となれば小野達哉が先マイ。ターンマークを僅かに擦るギリギリ旋回で突き放して即決V。松下一也も同じくターンマークを擦る2コース差しで順走するが、今井貴士がまくり差しから伸びて2マークは先取り。松下も差しに構えて両者接戦。2周目まで併走の大熱戦となるが2周2マークで松下が流れて、ここで今井が競り勝ち2着に。

優勝した小野は通算5度目、今年初、当地でも初めてのV。今節は初日から4連勝と勢い乗って、力強いシリーズ牽引役に。最後も抜かりなくV締めで、圧巻のシリーズとなった。