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反則級の超抜パワーで星野太郎がV!
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優勝戦はインから星野太郎、北村征嗣、入澤友治、上村純一、中北将史、松本晶恵が枠なり3対3へ分かれた。スリットでは北村がゼロ台を踏み込むも精彩を欠き、入澤がまくり敢行。それでも星野は冷静だった。入澤を牽制しながら1Mを旋回し、バックでは反則級の超抜パワーを惜しみなく見せつけた。展開が向いた上村が差し続いて早々と上位は確定。星野は選手生命を危ぶまれる大きな事故から立ち直り、復帰後初の地元優勝を飾った。
予選トップを取り切れなかった時は「そんなんで緊張するような年じゃないのに」と苦笑いを見せていた星野だが、1位の金子拓矢が準優で消えて、2位・上村も勝ち切れず。転がり込んできた優勝戦1枠と共に、流れは完全に星野へ向いていたといえるだろう。
また、次節のルーキー戦で現使用エンジンは使い納めとなる。星野の反則エンジン・33号機は最後に誰が手にするのか。