福岡
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展開を突いた倉持莉々が今年2回目のV!/福岡ヴィーナスシリーズ第9戦
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6日間シリーズ「ヴィーナスシリーズ第9戦・マクール杯」は最終日を迎え、12Rで優勝戦が行われた。
展示、本番ともに並びは1234カド56の枠なり4対2。展示はばらついたスリット隊形になったが、本番は6艇ゼロ台発進。人気の1号艇・宇野弥生もコンマ07とまずまずのスタートだったが、2号艇・大山千広がコンマ02とさらに上回る好発進。そのまま2コースまくりを敢行し、宇野がこのまくりに抵抗。3コースから冷静に展開を見極めた倉持莉々が最内を差し、バック中間地点で先頭に立った。1周2Mで差し返しを狙った宇野は上田紗奈に進路をカットされて後退。全速戦を放った大山が2番手に浮上。2周1Mで上田をかわした香川素子が3番手に浮上し、態勢が決した。
勝った倉持は初優勝となった1月徳山に続く、通算2回目の優勝。当地はもちろん初優勝となった。「1Mは“千広、ありがとう”っていう展開になってくれました」と満面の笑み。鳴門ヴィーナス戦、宮島一般戦を経て、9月には地元多摩川開催のプレミアムGIヤングダービーに出場予定。リズムを上げて大舞台に弾みをつけていきたい。