星野太郎が33号機に最高の感触

星野太郎が「こんなにいい手応えは久しぶりですよ」と、33号機に最高の感触を得た。「乗り心地も(自分の調整と)遠くないし、おかしいとか違うとか、そんなものはない」と口から出てくるのは全て褒め言葉。欠場が多く出て、6枠とはいえドリーム戦へ繰り上がりになった。今節は活躍の場が広がりそうな予感。

特訓後、「いいね、出てる。これは本体がいい」と話した長岡茂一も星野に負けず劣らずの感触。「スタートでびびっている自分がいるからね」と苦笑いも、過去何本もFを切って辛酸を嘗めてきた。行くべき所は行く。初日は1枠なら『行くべき所』か。

ドリーム戦1枠の金子拓矢は「力強さがない」、2枠・吉川昭男は「時間がかかりそうですね」と暗雲が漂う前検に。吉川は前操者が高田ひかるで、スタイルからして真逆。もちろんペラ調整も真逆である。「こんなんで乗っているんやね…。なんとか手前の方へ足を持って行きたいけど」と、荒天でもお構いなしに回り込んで深い進入での戦いに挑む吉川。そのためには伸び系ペラを時間いっぱい叩かないといけないが、早めに立て直したいところだ。