準優勝戦は1号艇トリオが中心！

「ふく～る下関オープン10周年記念 日本トーター杯」は9日、準優3個レースをメインに5日目を開催する。

4日目の準優進出戦はイン逃げ4連発とはいかず、市川哲也は惜しくも2着。長尾京志郎がまくり差しで快勝し、準優に弾みを付けた。

準優勝戦は9R重成一人、10R中辻博訓、11R松田祐季を中心に推す。重成は準優進出戦でゼロ台前半のスタートを決めて快勝。「スタートは早いと思ったけど、レバーは放っていない。もうちょい行けましたね」と、冗談を交えてコメント。舟足については「足は普通。ペラでごまかしました。違う形に叩いたけど、すぐ元に戻した」。足は抜群ではないが、中堅は十分とみる。

中辻は準優進出戦で逃げて1コースの連勝を「21」に伸ばした。最近インで負けていない。「足はずっと変わっていないけど、5日目後半はペラの開きを修正して乗り味は良かった。足は悪くはない」と中堅上位くらいある。準優も持ち味のスタート力を発揮して逃げそう。

シリーズリーダーの松田は準優で逃げれば、優勝戦も1号艇だ。「足は今節の中ではいい方で悪くはないけど、調整が外れると感じが悪くなることも。前半は気象条件かどうか分からないけど、合っていなかった。後半は合っていた」と強調。合えばレース足はいい。しっかり逃げそうだ。