新田雄史

新田雄史が貫録を示して優勝!!

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短期決戦のお盆レース、優勝戦の絶好枠を手にしたのは遠征勢の佐藤大介。「追加参戦だったし、気楽に走れたことも良かった」と語っていたが、予選は5戦4勝オール2連対は見事だった。

優勝戦は佐藤大が当然インへ構え、豊田健士郎中嶋健一郎新田雄史松尾拓芹澤克彦が枠なり3対3へ。スリットから伸びたのが新田と松尾。容赦なく新田がまくって出て、松尾がスピードを持ったまくり差しに入ったが引き波を超えられず。新田がバックで後続を突き放し、早々と優勝を決めた。新田に抵抗した佐藤大は流れて4番手まで後退。豊田健が小さく差して2着に浮上して、松尾は佐藤大の猛追を封じて3着に入った。

今節は井口佳典が途中帰郷、新田も機力面は厳しいものだった。優勝は「2枚看板以外の誰か」という雰囲気だったが、そんなムードを新田は吹き飛ばしてみせた。昨年、今年のGW戦を制しており、中止打ち切りとなってしまった今年の正月戦でも優勝戦の1号艇を手にしていた新田。地元タイトル戦はまさに敵なし。ターンテクニックにスタートの質の高さ、レース運びに調整力。三重支部は若手の底上げも進んでいるが、新田の足元にはまだまだ及ばない。