平田健之佑が力強い動きを披露！

磯部誠は7Rで冷静な差し、メインのドリーム戦は逃げて最高のスタートを切った。2連対率28％の低調機ながら、「前半より大分いい調整ができた。出られる感じもなかった。展示の時にはコレいいなって手応えだった。本番は少し回転がズレていたので、その修正ぐらい。次、お盆に乗った人に恥ずかしくない仕上げをしたい」と早くも上位クラスの動きに仕上げてきた。「賞金ランクもいいところ(17位)にいるし、ここ(1号賞金場)を走ってる場合じゃないんですけどね(笑)」と冗談めかしていたが、今年はグランプリ出場を目標に掲げているだけに、今節もしっかり優勝して賞金の上積みをしたいところ。

ドリーム2着の柳沢一を始め、大峯豊、橋本年光が1、2着の好発進。柳沢は「直線がもう少し欲しいけど、行き足は悪くないので、そこまで気にならない。トータルで足は悪くない。もう少し自分の体感に近づけたい」と合格点の付く動き。大峯は「回転が足りていないと思う。後半の1マークは浮いた。大事なターン回りが来ていない。直線はそこまで悪くないと思う。ペラを叩いて、ベースは出来た。ターン回りを求めていく」と仕上がり途上。橋本も「前検の起こしが悪かったのでペラを叩いて、Sがしやすくなった。出足が良くて、乗り心地も悪くない。伸びはいい人とあたると、どうかなぁ」と強力という程ではない。

好気配を見せたのは平田健之佑。後半レースは4番手の位置から一気に2番手まで浮上。「グリップしているし、ターン回りは変わらずいい。前半が終わってからペラをやって、直線も余裕があり全体的にいい」と楽しみいっぱいだ。