小坂宗司がカドまくりを決めて優勝！！

「第67回日刊スポーツ旗」シリーズ最終日。台風4号から変わった温帯低気圧接近の影響も感じられたこの日は強めの追い風、そして雨がザッと降る時間帯もあるなどして不安定な天候に。条件面の変化がレースにも影響を及ぼしたのか、敗者戦では展開も乱れて万舟券が5発。4Rでは品田直樹の5コースまくりが5万円台の大穴を演出するなどして、天候同様にレースも荒れた。

優勝戦では準優1枠勢の中でただ一人勝ち上がった桐生順平が1枠へ。当然、本命党の熱い視線は桐生の下へと注がれた。しかし、最終日の荒れムードは優勝戦まで影響を及ぼし、ここではチルト0.5に上げ伸び一発を狙っていた小坂宗司がまんまとカドまくりに成功。桐生は1マークで抵抗することができず、道中では2番手から懸命に小坂を追ったが追走及ばず、F休みから復帰早々のV獲りは叶わなかった。レースは小坂1着、桐生2着、デビュー8年目にして初の優出だった伏島祐介が3着に入線した。