琵琶湖
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予選を圧倒した金子賢志が豪快まくりでV!!
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新エンジン第3戦の一般戦シリーズの優勝戦は、オープニングの第1Rから既に気温32度という猛暑の中で行われ、予選を圧倒しながらも準優勝戦で2着に甘んじた金子賢志がカドから一気にまくって内勢を飲み込み優勝。準優勝戦の鬱憤を見事に晴らす豪快な勝利だった。
レースは枠なり3対3でスタートも4艇がコンマ10で並ぶ横一線の状態から、ライン後に一気に伸びたのが、予選道中で強烈なパワーを見せつけてきた金子賢だった。ためらうことなく1マークを敢然とまくって出て、インから先制狙う人気の中心の市橋卓士にツケマイを敢行。これが見事に決まりバック早くも単独で先頭。市橋も何とかこらえるが、差した岡村将也が内から迫る。その後方には深井利寿、古川健のアウト勢が続く。金子賢が悠々と先制した2マークでは後続5艇がほぼひとかたまりとなったが、そこから岡村が中央突破で抜け出し単独2位に浮上。市橋がこれに続き2周1マークでは内から2番手旋回も、冷静に差し抜いた岡村が2位を守り上位順がここで確定した。
準優勝戦では4コースの岡村将也にまくられ不覚を取った金子賢だが、その鬱憤を見事に晴らす豪快な一撃で勝負を決めた。今節のびわこも最近の流れであるイン勢が幅を利かすシリーズとなったが、最後は3連単4-3-1で20,760円(53番人気)と波乱の幕切れとなった。