中田達也

江戸川

中田達也が当地初優勝!!

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今節は初日の7R以降、2日目は12Rが中止となるなど、水面が悪い状況が続いた。大半のレースで安定板が装着されており、最終日も強風で全レースが周回短縮で行われた。

優勝戦は内枠が福岡勢、中枠が地元勢、外枠が大阪勢となり、人気の軸となったのは絶好枠の江崎一雄。レースはその江崎がインからコンマ02のトップスタートを決めて1Mを先マイしたが、ややターンが流れる形に。その隙を突いたのは2コースの中田達也。スムーズに差してバックへと向かうと、江崎の内に舟を届かせた。そのまま2Mを先取って、後続を突き放した。江崎は2M全速で逆転を狙ったが不発。2番手のまま最終ターンを迎えたが、これが大きく流れる格好となった。大池佑来は、森貴洋との3着争いを制すと、江崎のミスを逃さず捕らえてゴール前勝負に持ち込んだ。写真判定の結果、50cm差で大池が逆転で2着となった。江崎は最後の最後で苦手な荒れ水面を克服できず、無念の3着。

勝った中田は昨年9月の芦屋ルーキーシリーズ以来、通算7回目の優勝。当地は初制覇となった。前期はリズムを崩し勝率を落としてしまい、7月からはA2級に落ちる中田だが、この優勝で今期勝率を7点ジャストへと乗せる復調ぶりを見せる。リズムをつかんで臨む次節は地元の若松。引き続き活躍が期待される。