青木玄太がイン18連勝の逃げを決めてV！！

梅雨時期にもかかわらず何とか天候も持ちこたえた「第17回マリンテラスあしやカップ」は、最終12Rで優勝戦が行われた。

前付けを示唆する選手はおらず、伸び型で節一パワーを誇る森野正弘も3カドではなくスローを選択したことで、枠なり3対3でゆったりとスリットラインに正対した。森野はスロー発進でもスリット後に伸びてきたが、インからコンマ11のトップSを決めた青木玄太が1Mを先マイ。まくり差しに切り替えた森野の艇がわずかにバウンドする間に、BSで青木がリードを奪って優勝を決定づけた。森野が道中で迫った中村晃朋を冷静にさばいて2着。中村がそのまま3着に入線し、2連単1-3は270円(1番人気)、3連単1-3-5は1,040円(4番人気)の人気筋で決着した。

青木は2020年11月の徳山以来となる1年7ヶ月ぶり12回目、当地では初めての優勝を飾った。イン戦の連勝は優勝戦を含めて〝18〟。どこまで伸ばせるのかにも注目したい。