エース機を引いたのは東口晃と西村豪洋！

地元エースとして参戦する永井源は、当然、Vを視野に入れてのシリーズになる。引いた36号機は2連対率37%、決して悪いエンジンではない。「直線は普通で、S特訓も下がる事はなかった。ターン回りは合っていていい感じで、行き足が少し重いぐらい。ペラはとりあえずこのまま」。ひとまず、及第点の動きはあったようだ。

実力的には木下翔太・北村征嗣の大阪コンビが上かもしれない。「感触は悪くない。機勝率もそれなりにあるし、悪いところがなかった。回らないということもなかったし、班でも一緒くらいだった。微調整で行けそう」が木下。北村は、「回転が足りないのでペラを叩いて、回転は上がって来た。S特訓の足の比較は、下がる事がなく班の皆と一緒ぐらい」と両者、まずまずの動きだろう。

現在、当地には2基のエース機がある。元祖エースは8号機。引いた東口晃は、「まあまあ良さそうだった。直線がちょっと良さそう。水面に出たときは少し乗りにくいかなと思ったけど、特訓ではそんなこともなかった。このまま行ってみます」と納得の動き。近況はこの8号機を上回るパワーを見せるのが63号機。引いたのは地元の西村豪洋。「いいエンジン引けた。最初にパッと乗って、野口(勝弘)さんとはそんなに変わらなかったけど、S特訓ではすごく良かった。隊形がバラバラだったけど、体感的には進んでいた。(上田)龍星がピット離れから来ていたし、そこもいいと思う。乗り心地は好きな感じではなかった。でも、これだけ出ているなら、Sは目をつぶってでもいきます」と。今節は追加斡旋だったが、この63号機を引いたからには欲が出る。初日から目が離せなくなりそうだ。