ボートレース琵琶湖

琵琶湖

大本命の吉田俊彦がイン速攻で1年3ヶ月ぶりの美酒!!

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衣替え季節の風物詩となった、新エンジンシリーズ第1戦の優勝戦は、朝から強めの風が吹いて、オープニングレースから続いて安定板装着での勝負となった。1号艇にはシリーズリーダーで初日ビナちゃんDRでもインから快勝した吉田俊彦、2号艇にはやはりドリーム組の鶴本崇文、3号艇はここまでオール3連対と堅実な走りを見せる北山康介で、この3者はいずれも4日目の準優勝戦を1号艇で勝ち上がっている。4号艇には通算48回目の優出でデビュー初優勝を狙う宮崎奨、5号艇には準地元ながらやや苦手な当地でおよそ6年ぶりの優出を果たした濱崎誠、そして6号艇は準優勝戦で1周1M5番手の位置から2Mでみごと展開を突き、一気に2番手に浮上して優出権利をゲットした地元の上田洋平という6名で最後の戦いが争われた。

優勝戦はS展示通り淡々と枠なり3対3の進入で開始。コンマ05の素晴らしいスタートを決めたのがインの吉田で、3コースの北山がコンマ09で続き、2コースの鶴本はコンマ11。対するダッシュ勢は全員がコンマ16~18と若干遅れをとり、1Mはインの吉田が先制するところを北山がまくりで仕掛け、鶴本は差す。さらにその内を鋭く差し込んだのがカド4コースの宮崎奨。しかしイン先制の吉田がバックでいち早く艇を伸ばし単独先頭、早くも焦点は2位争いとなり、差した鶴本の内から伸びてきた宮崎奨が2Mを先取り。これを冷静にさばいた鶴本が再び2番手を取りかえし、上位の隊列が決定した。3連単は1-2-4で930円(4番人気)と堅く収まったが、終わってみれば初日のドリーム戦と同じワンツー決着となった。

勝った吉田は意外にも自身1年3ヶ月ぶりの優勝で通算V57、当地は4年ぶり5度目の優勝となった。