ボートレース常滑

常滑

山口剛が約4年ぶりのGI制覇!!

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優勝戦のレース内容だけ見れば堂々の完勝劇だった山口剛。しかし優勝戦の1号艇というプレッシャーもあり、レース前は色々と思うところもあったようだ。まずは節イチパワーの上田龍星の存在。「特訓で上田君は1本もスタートが入っていなかった。ぜんぶコンマ15ぐらいフライングだったので、たぶんこれないだろうと思った。それよりも自分が立ち遅れないようにという意識でやりました。質で言うと中ぐらいのスタート。風もあるから立ち遅れないことだけを意識しました」と起こしとスタートのタイミングに集中。その結果がコンマ08のトップタイミングだった。

次は馬場貴也平本真之に対する対抗だ。「初動でちょっと跳ねたので、平本君がかぶってくるというのがあった。握って回らないといけないし、ターンマークも向い風なんで、奥でしっかりというのだけ意識した。かかってしまえばすごい出足だったので」と、読み通りのレース展開。馬場の差しを封じ、出足の良さで平本を突き放す。機力と技術と展開、全てが合致したレースとなった。

「前節から中2日で、どちらかというと宮島からそのまま走り続けている感じ。最近は結構、乗れている。GIは4年ぶり。これからもチャンスが来たらしっかり獲れる準備はしていく。こういうところを逃さないように、短いスパンで行けたら理想ですね」と今後の見通しを語った山口。今のリズムでいけば、今年後半のSG戦線、さらにその先のグランプリも楽しみになってくる。今後も山口の走りから目が離せない。