まくり差して原田秀弥がV！！

優勝戦のS展示では動きがなく枠なりの3対3。しかし、その展示で水摩敦の伸びがもうひとつと見たのか、本番はピット離れでのぞいた平本真之が4カドを奪う。本番は123カド645の並び。チルトを1に跳ね上げ一発を狙った水摩だったが、スリットはコンマ17では威力が出ない。スリットスロー勢3艇が主導権を握った。佐藤旭がジワッとのぞいたせいか、永井源はいつも以上に握るターンになった。佐藤はスッと引いて差し。その間を原田秀弥がまくり差してきた。BSは外に永井、内に原田が併走。佐藤は原田の引き波に沈んだ。ブイ際差してきた平本も先頭争いに絡む。2マークは原田が平本を抱いて回ってトップに躍り出た。差し返しを狙った永井は一歩及ばず2着。平本が3着入線。2連単3-1は4190円、3連単3-1-6は16130円と万舟決着。

予選順位18位からの勝ち上がりだった原田だが、準優・優勝と勝負強さを見せてのV。F休みを抱える身で無理はできない期始めだったが、この連勝には恐れ入った。