中野夢斗が嬉しいデビュー初優勝！！

優勝戦はピット離れに優劣はなく、折り合いのついた枠なりの3対3でスタート。スリットでは4カドの中野夢斗がコンマ05、5コースの山崎哲司がコンマ04を決めた。インの磯部誠もコンマ09と遅れたわけではなかったが、1マークまでの勢いが違っていた。スリット後は中野が一気にまくって主導権を握り、山崎は外マイを選択。バックストレッチは足の差もあり、中野が独走態勢を築いた。

2着は山崎がそのままキープして、焦点は3着争いに。2コースから小回りした中村泰平と大外からまくり差した平野和明で競り合ったが、3周1マークで中村がパワーの差を見せつけて平野をねじ伏せた。

優勝した中野は、今年2月の江戸川ルーキーシリーズ(6着)に続く2度目の優出で嬉しいデビュー初優勝。蒲郡のフレッシュルーキーが最高の恩返しを果たした。