
江戸川
江戸川
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最終日は1日通して水面コンディションは穏やかで、安定板は使用されなかった。優勝戦開始時にはやや強めのホーム追い風となったが、潮も2Mから1M方向へと流れていたため波は起きず。絶好とも言える条件で行われた。
人気の中心は絶好枠の栗城匠。準優をトップスタートから快勝し、6戦5勝と文句なしの成績でファイナル進出を決めた。本番ではその栗城がインからコンマ03のトップスタート。2、3コースの渡邉雄朗、天野晶夫もコンマ05と好スタートを決めたが、栗城が寄せ付けずに1Mを先マイ。一気に差を広げて優勝を確定させた。天野は果敢に握ったが、大きく流れて後方に。渡邉の差しも懐が甘くなって、4コースから2番差しの加藤政彦が2番手に浮上。2Mでは内を狙った渡邉を冷静にさばいて2着を確保した。渡邉が3着。外枠だった前沢丈史、須藤博倫は見せ場なく4、5着に敗れた。
勝った栗城は昨年5月の平和島周年を制して以来の優勝で、通算では5回目。当地は初攻略となった。今年はここまで優出なしとやや不調だった栗城だが、この優勝をきっかけにして飛躍を目指す。今節は新エンジン導入一発目の開催だった。栗城は「調整が合ってない状態でも悪くない足だったし、多分いいエンジンなんだと思う」と評価しており、15号機の今後にも注目したい。
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