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今シリーズは前検練習日から前日の準優戦まで強風により水面状況が悪いなか行われてきたが、最終日は朝から晴れ間が広がり、風も穏やかで今シリーズいちばんの水面コンディションとなった。
追い風3m、波高3cmで行われた優勝戦では、枠なり3対3で各艇が進入を開始。スリット上ではスロー3艇がコンマ05~06の早いスタートとなり、ダッシュ3艇はコンマ09~11と僅かに遅れを取った。そこからインの伊藤誠二が1マークを先制。2コースの大平誉史明と3コースの山崎哲司はともに譲れぬ格好となり、大平の差しは遅れ、山崎のまくりも中途半端になり、早くも逃げた伊藤誠が単独先頭でバックへ踊り出る。
2位争いは中田竜太に古結宏、畑竜生が迫るダッシュ勢での争いとなった。2マークで先頭の伊藤誠に続いた中田が単独2位となり、焦点は3位争いに絞られたが、2周2マークで畑が古結に競り勝って決着。3連単は1-4-6で5,610円(18番人気)。近況好調な伊藤誠は、自身3年4ヵ月ぶりのVとなった2月芦屋企業杯に続く優勝で、当地はなんと22年ぶりの美酒となった。
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