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7日間の長丁場だった今シリーズも最終日を迎え、準優を勝ち上がった6人による優勝戦が行われた。この日は今シリーズで初めてしっかりした向い風が吹く中でレースが行われていたが、優勝戦の時間帯は追い風に変化。
枠なりの3対3の進入となったレースは、スロー勢3人が0台の好スタート。しかもスリット直前に大きく放った2コースの秋山直之に対し、石渡鉄兵はダッシュの乗ったスリット通過。となれば、スタート正常のランプがついた時点で勝負あり。外マイに出た秋山の攻めにも動じずしっかりと1Mを回りバック線では早くも独走態勢。そのまま1着でゴールし今年初、通算では77回目、当地では5度目の優勝を飾った。2着入線は秋山。3号艇の高倉和士が、角谷健吾を相手に3着競り勝ち2連単、3連単ともに1番人気で決着した。
勝った石渡だが、「最近は伸びることないし、本当にいいエンジン。(モーターは)残り2節ですか?追いかけてもいいエンジンだと思います」とエース48号機に最大級の賛辞。F休み明けでもさすがの攻撃力を発揮した石渡、そしてそれに応えたエース機と、この最強タッグが前検から優勝戦まで主役の座を譲らずにシリーズの幕が閉じた。
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