鮮やかなまくり差しで市橋卓士がV！！

S展示で予想通り花田和明が前付けにいく。しかし、誰も譲らず枠なりのオールスロー。本番も花田は果敢に動き、結果、大場敏が6コース単騎になった。進入は12356カド4。大場が外へ出たことで、S力が活きる形になったのが市橋卓士だった。市橋はコンマ11の強烈スリット。人気の仲口博崇も伸び返して先マイに出るが、市橋は角度をつけて鮮やかなまくり差し。BSは内に市橋、外に仲口と併走。機力に勝る仲口がググッと伸びるが、市橋も巧みにけん制して2マーク先マイしてリード。その後も仲口が猛追してくるが、ターンマーク毎に市橋も隙は与えず最後までしのいでVゴール。2連単5-1は4500円、3連単5-1-2は8910円と波乱の決着となった。