芦屋
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渡邉優美がメモリアルV!!
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「第10回楽天銀行杯」は最終日。中盤から上がった気温はこの日も変わらず、小春日和のもとで争われた優勝戦を、地元の渡邉優美が颯爽と逃げ切った。展示も本番も前付けに動く選手はおらず、ゆったりとした枠なり3対3の進入からコンマ11のトップS。右隣で同じく地元の三川昂暁がツケマイを放つが、これに動じることもなくしっかりと舟を返して先マイ。三川の攻めで行き場を失った他艇は近づくこともできず、BSで早くもセーフティーリードを取った。握った三川と差しに回った藤原の次位争いは、2周2Mで三川が混戦を抜け出して先行。藤原も3着を守り切り、2連単1-2は270円(1番人気)、3連単1-2-3は630円(2番人気)とともに大本命での決着となった。
初日に益田啓司が通算1500勝一発ツモを決めた今節、渡邉優も準優を逃げて通算500勝。メモリアルシリーズで節目の通算10Vを達成した。昨年の9月にびわこで男女混合戦初Vは果たしていたが、混合戦での予選トップ通過、1号艇でのVは自身初。さらに、当地だけでなく福岡3場でのうれしい初Vでもあった。昨年は自己最多の4Vをマークし、今年もこれで2V。メキメキと力を付けるスピードクイーンから目が離せない。