3カドからまくった金田大輔が当地初V！！

「日本財団会長杯」は8日、最終日の競走が行われた。昨年11月末に現エンジンに切り替わってから、毎節1回以上は安定板装着や中止順延などがあり、何事もなく最終日を迎えるのが初めて。本当に無事に優勝戦まで終わるのか、関係者が固唾(かたず)をのんで見守る最終日となった。12Rでは優勝戦が行われた。準優10Rで3カドまくりを披露。「伸びは1番」と話していた金田大輔が、スタート展示から3カドに引いて2対4。本番もすんなり同じ隊形となった。スローのイン山田康二、中村晃朋もそれぞれコンマ12、コンマ10とスタートを頑張ったが、金田がコンマ07の会心ショット。1マークで山田康の抵抗を振り切って、バックで独走態勢に入った。松村敏は1マークでまくり差しに入れる隊形だったが、中村がうまく阻んで2番手追走。松村は3着だった。金田は2020年12月の宮島以来、通算2回目の優勝。当地は初優勝。そして、初Vのときと同じ3カドまくりでVを飾った。2連単3-2は3140円(11番人気)。3連単3-2-4は10700円(38番人気)。