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「第2回京都新聞杯」最終日は朝から晴れ間が広がり、風も比較的穏やかな1日となった。優勝戦は気温7度、向い風1メートル、波高2cmの水面コンディションで行われた。
S展示では4号艇の赤岩善生が回り込み、3号艇の相原利章が大外となる全艇スロー起こしとなり、本番でも赤岩が3コース、相原は6コースとなったが、相原は単騎で舟をダッシュへ引き、結局12456/3の5対1の隊形で優勝戦が開始された。スリットはややバラついたものの、インの荒川健太が気迫のコンマ04のトップスタートを決め、2コースの地元・川島圭司、3コースの赤岩が続き、単騎ガマシの大外・相原も0台のスタートで飛び出したが、池田浩二と平石和男がやや遅れをとる。そこから荒川が1マークを先制。川島は差しハンドルも赤岩のまくり差しが勢いでまさる。しかし、荒川に並ぶまでは及ばず、赤岩は単独の2番手に。その後ろに内にを突いた平石と池田が続く。さらに2マークで平石が池田を振り切って上位の隊列が固まった。
気迫のスタートでインから速攻を決めた荒川が5年ぶりの優勝。優勝戦連続敗退を「22」でストップするこの優勝は、旧姓高沖から現在の荒川姓となって初の優勝と、感慨深いものとなった。
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