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強風の中でレースが行われた最終日。水面だけでなく、配当面も荒れまくった。この日は万舟券が7本飛び出したが、この流れの通り優勝戦も大荒れだった。
S展示では丹下将が前付けの意思を見せ、1236カド45の並び。本番はさらに丹下が強気に動いた。本番の進入は162カド345。誰もが勝ちたい優勝戦、スリットはいつも以上に激しくなった。人気の本多宏和はコンマ06でピタリとSを決めたが、それより早かったのは坂元浩仁。坂元は全速でS踏み込むと一気に内4艇を絞め込んだ。本多は抵抗するもひとたまりもない。前田篤哉がマーク差しで切り込む。まくり切ったかに見えた坂元はBSでFコール。まくり差した前田が先頭へ繰り上がった。北野輝季、丹下、本多による2着争いは2周1マークで冷静に差した北野に軍配が上がった。3着も最後まで接戦だったが、本多がわずかに丹下を退け3着。坂元のF返還があったが、2連単5-2が7810円、3連単5-2-1が24220円の高配当決着となった。
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