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5日間シリーズ「アビスパ福岡杯」が9日に初日を迎えた。まずは主力が激突した初日12Rファン選抜を振り返りたい。6号艇の三嶌誠司がコース取りに動いたが、内も譲らず、オールスローの枠なり進入となった。好スタートを決めたのは内の3艇。まずは岡村慶太が1M主導権を握り、末永祐輝が順走という態勢になった。1周2Mで松村敏が内を狙ったが、末永がこれを外全速戦で対応。好枠両者がガッチリと上位を固めた。岡村の上がりタイムは1分46秒9と断トツのタイム。2位以下を突き放したように、初日としては申し分のない仕上がりだろう。「スリットから明らかに出て行くし、伸びはいい。起こしの反応だけ気になるけど、課題はそこだけ。回ってからずっと押しているような感触。足は間違いなくいいです」と連勝発進に笑顔だった。2着となった末永も「行き足がすごくいいし、立ち上がりの感じは岡村君よりも良かった。(岡村とも)そん色ない足だと思います」と手応え上々。アタマ一つ抜けたパワーの2人がシリーズを引っ張っていくことになりそうだ。
一般組では吉田俊彦、渡邉俊介が2連対と好発進。女子勢ではエース機の中澤宏奈と女子戦を押し切った蜂須瑞生の気配がよく見えた。
なお、大西隆洋はレース中の負傷により途中帰郷となっている。
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