2日目は石原翼、松下一也の地元勢が連勝！

2日目は石原翼、松下一也の地元勢が連勝と躍動。石原は1Rをまくり差しで制すと、後半はインからしっかり逃げて人気に応えた。「前半の方がかかりは良かったけど、調整のベースは現状でいいですね」と調整に関しては手の内に入っている。得点率は3位まで押し上げ、準優好枠も狙える位置に付けたが、「一走一走、頑張るだけです」と慢心はない。

松下は得意の速攻が冴えた。前半はカドまくりに出るも1Mでは野中義生にまくり差しを許したが、2M全速で初白星を奪取。後半はコンマ05のSから逃げて圧倒した。「初日後半から良くなっています。ターン回りがスムーズで中堅上位はありますよ」としっかり仕上げている。

初日に好走した重野哲之、服部剛は2日目不発。重野は「道中で追い上げが利かないし、パッとしませんね」と舟足は微妙。服部も「回転不足で押しがなかったです」と調整不良が響き、後半レースでは道中で着を落としていた。

予選最終日を前に汐崎正則、山田竜一が同率で得点率トップに立った。汐崎は良機を味方に日またぎの連勝。「悪いところがないですね」と欠点のない舟足にニッコリ。山田は2日目、軽快なピット離れと出足を見せて初白星を挙げた。「ピット離れから良かったね。足は出足系でつながりもいい。レースがしやすいです。このままですね」とレース足は高いレベルに仕上がっている。

他では深澤達徳、鈴木勝博が好走。深澤は2日目2、1着として得点率7位に付けて、「伸びはだいぶいいですよ」とパンチ力に胸を張る。初日ドリーム戦で不良航法の減点を取られた鈴木勝だが、2連対をキープして8位タイ。調整に関しても「最初は伸びだけだったけど、出足、回り足も悪くないレベルにまできています」と大きく上積みさせている。