琵琶湖
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3カドから古澤光紀がまくり差しで抜け出しV!!
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「第10回近江米カップ」の優勝戦は、風も穏やかな秋晴れの中で行われた。
1枠の池永太、2枠の上田龍星はすんなりスロー域に舟を進ませたが、3枠の古澤光紀が後方にボートを引き3コースのカドとし、4枠・河合佑樹、5枠・山口裕二、6枠・楠原翔太はそのままダッシュとなり、S展示と同じ枠なりながら、本番は2対4の隊形でレース開始。スタートを決めたのはインの池永とカドの古澤で、2コースの上田龍がやや遅れを取った。1マークは池永が先制するも、古澤がまくり差しでその内を突き、さらにその内を上田龍が差し込む。しかし、ここから直線で古澤のパワーが炸裂し、あっという間に先手を奪って2マークを先マイ。ここで池永が角度良く差し返し意地を見せたが、再び直線で古澤がグンと加速し2周1マークを先取りしたところで勝負あり。その後は古澤の独走となり、インからスタートを決めながらも中へこみのアンラッキーな展開とパワーの差で敗れた池永が悔しい2着、スタートの後手が痛かった上田龍が3着。パワー劣勢の外枠3者は展開も厳しく見せ場なく終わった。
勝った古澤はこの優勝で自己最多となる年間V5を達成した。3連単は3-1-2で3,780円(11番人気)。