伏兵の桑島和宏がただ一人の連勝ゴール！

安定板を装着して行われた初日は、伏兵の桑島和宏がただ一人連勝ゴールを決めた。ただ、エンジンの後押しがあったというよりは水面が悪かった事が大きい。安定板が外れたらどうなるのか、2日目の走りで足の良し悪しを見極めたい。

追加で参戦の磯部誠は道中逆転で3、3着発進だったが、肝心の足の方は不満いっぱい。「ターンになってない」と大幅なペラ調整が必要だ。今回は温水パイプも付いて前回10月の時とは調整方法も違うようでペラに苦労しているようだ。一方で中野次郎は直前の周年記念を走っただけに、しっかり調整方法を手の内に入れてるようだ。「出足に多少の物足りなさを感じるが、許容範囲」と及第点の仕上がりになっている。

初日ドリーム戦を制したのは地元・佐々木康幸。こちらも2連対率22％という低調エンジンだが、それを感じさせない動き。初日は3、1着発進で上々の滑り出しとした。

女子では地元・池田浩美が大健闘。前半の2Rは2コースからまくり勝ち。後半はオール女子での一戦で、6枠から道中逆転の2着。仕上がりの良さを印象づけた。

地元勢では黒田誠司も1、2着と好発進。選手班長の特権ということもあって毎度のオープニング1枠。いつもは調整時間もなく嫌がる1R1枠だが、今回はエンジンの後押しもあって危なげなく逃走した。後半も道中粘って2着。前操者の池田浩二が仕上げたこともあって回り足には大満足の様子だった。