芦屋
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川上剛が6年10ヶ月ぶりの当地V!!
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「BTS宮崎オープン7周年記念」は、最終12Rで優勝戦が行われた。S展示ではピット離れが優勢だった川上剛がインに潜り込んだが、本番は枠なり3対3。枠番通りのインに入った前野竜一がSでやや立ち後れたが、1Mまでに伸び返して先マイに持ち込む。やや伸び加減だった2コースの桑原悠は追い風5メートルのコンディションを考慮してか、早めにスピードを落として差し構え。その隙を逃さなかったのが川上。しっかりサイドを掛けたツケマイを放つと、抜群の出足を活かして先頭へ。BSでのリードはわずか1艇身だったが、切り返しを狙った桑原を抑えて2Mを先取ったところでセーフティーリードを築いた。
周りしろのなかった桑原のターンは流れ、二番差しから2番手ターンの藤田浩人も桑原の引き波をなぞる。2艇を行かせて差した前野が2周HSで優位に立ち、2周2Mを内から先マイした藤田をさばいて2着を確保した。3着は藤田。2連単3-1は1310円(5番人気)、3連単3-1-2は3420円(10番人気)で決着。
川上は今年2回目のV、「もう大人になったと思っていたけど、いくつになっても気合が入ってしまう」という当地では2015年の正月戦以来となる5回目の優勝。今節は選手責任外ながら落水失格があり、17位でなんとか予選を突破。準優は大混戦を抜け出し、6号艇で1着と「ラッキーだった」話した今節だが、最後は自力の攻めで締めくくった。