ボートレース浜名湖

浜名湖

大怪我を乗り越えた笠原亮が復帰戦V!!

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快晴のもと行われた「オレンジリボン運動支援競走 ニッカン・コム杯」最終日。気温や気圧は4日目と大きく変化することがなかったため、優勝戦出場選手は6人とも朝からのんびりと過ごしていた。

10R発売中のスタート特訓では、3本目に4枠の川尻泰輔がスローから練習する場面があったが、コースの入れ替わりはなく枠なり。展示では3対3の進入で落ち着いていたが、本番では突如として川尻がピット離れで遅れてしまい大外へ。123カド564の隊形から、トップスタートを決めたのは3コースの中村尊。しかし内2人には伸び返される形となって攻められず。1M先マイを果たしたのはイン笠原亮。2コースの大山千広は差しを狙ったが、笠原にはまったく届かず。バックで先頭に立った笠原が終始独走で優勝のゴールを駆け抜けた。2着は大山。中村は3番手を追走したが、1周2Mに2周1Mと全速戦を仕掛けた坂元浩仁が逆転で3着となった。川尻や伊藤誠二は見せ場なく後方を追走するだけに終わった。

優勝した笠原は、昨年8月の当地お盆戦で大怪我を負い、今節がそれ以来の復帰戦。レース勘に大きな不安があったが、それを感じさせない走りを見せて、結果的にはオール3連対、6勝をマークしての優勝となった。通算では60回目で、当地は9回目の優勝。追加の斡旋が入らなければ、次回も12月の地元戦を走る予定。復活を果たした最強のB2選手に、再び注目したい。