エース48号機を得たのは松尾基成！

当地は約2週間ぶりの開催となる。ダービー前、津で行われているGⅡの裏開催とあってA1級選手は少ないが、エンジンは上位機が多く登場する。ただ勝率順に上から出ているわけではなく、実績のない下位モーターもそれなりに出てきており、パワー差が激しくなりそうな予感。4日間の短期決戦でもあり、エンジンにアドバンテージのある選手が優出を果たすか。

エース48号機を得たのは松尾基成。前検では「班で変わらなかった」とイマイチだったが、48号機は実戦で威力を発揮することが多いため参考外と考えていいだろう。初日は2Rの絶好枠で登場。白星発進なら、勢いに乗っていきそうだ。51号機も看板モーターで、こちらは後藤陽介の手に渡った。「パワーがあるし、乗り心地も良かった」と手応えもいい。後藤も初日は7Rの1枠からスタート。1着の期待がかかる。

主力では横澤剛治が1号機をゲットした。8月に遠藤エミがレディースチャンピオンを制し、伸びを中心に抜群だった本体。ただ、ここ数節は全盛期のパワーを発揮しきれていない。機力さえ引き出せれば主役としての走りに期待できる。初日ドリーム戦はインで逃げ切りといきたい。

ドリーム戦には横澤の他に堤昇、松下一也と地元勢が登場。堤は「いい感じはしなかった」と話し、松下も「攻めていけるような感じではなかった」と前検は微妙な手応えだっただけに、上積みしてレースに挑みたい。

平見真彦は近況不調で、A2級勝負駆けの身。それでも「浜名湖は前回(昨年12月)に優勝できたし、その時のいいイメージがある。何とかリズムを上げたいです」と。ドリームメンバーにも選ばれ、気合は入っている。