江夏満が快ショット決めて押し切りV！！

「第8回ギラヴァンツ杯 オール福岡選抜戦」は、最終12Rで優勝戦が行われた。初戦の2着以降、8連勝と白星を量産してシリーズをリードしてきた前田将太は準優で展開不利に泣き2着に敗れ、優勝戦1号艇は江夏満。節一は前田でも、江夏も「インなら負けたらいけない足」と言い切る好仕上がり。戦前から一騎打ちムードが漂っていた。

迎えた本番、江夏がコンマ04の快ショットを放った。これには初Vを狙ってコンマ03のSを踏み込んだ植田太一、差した松村敏、前田に勝機はなし。江夏はコメント通りに後続を一気に突き放して、そのまま先頭でゴールした。

焦点の2番手争いは、BSで内から前田、松村、植田が並走。2M先マイの前田を松村が捕らえたかに見えたが、大外をぶん回した植田が先行。3者がやり合う間に浮上した枝尾賢が前田との3着争いを制し、2連単1-3は900円(3番人気)、3連単1-3-5は4,090円(15番人気)の中穴で決着した。

江夏は今年2度目のV。通算では37回目、当地では2016年10月以来、約5年ぶりの美酒に酔った。10月はびわこ、江戸川周年に出走予定。ここから始まるGIロードに向けて、最高の弾みを付けた。