
多摩川
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4日目は準優3戦が争われた。得点トップの濱崎直矢、2位の渡邉俊介がまさかの1枠敗戦。波乱の準優勝戦を、一人インから勝ち上がったのは本多宏和。ここまで三国→蒲郡と連続優勝中の本多。ツキも味方したか、最後はきっちりと仕掛けてイン逃走で3連続Vを勝ち取るか。
【準優10R】
鈴木博が離れ後れて回り込もうとしたため進入は乱れた(最終的に鈴木は外に出たが…)。並びは1456カド23。中へこみをついて絞ったのは権藤俊光だがまくり切れず。イン本多は逃げ込み成功。2Mで権藤と上平真二がもつれ、この隙を突いた鈴木が2着に浮上した。
【準優11R】
進入は枠なり3対3。スタートは1艇身付近で大差はなし。波乱は1M。2コースの鳥居塚孝博が思い切ったツケマイ。これが見事決まる。2着はしっかりブイ際を差した吉永則雄。
【準優12R】
枠なり3対3。スタートはイン濱崎と3コース向井田佑紀が1艇身で、砂長知輝が少し遅れる。ここも1Mは波乱。濱崎がイン先手マイかと思われたが、大胆につけ回った向井田の全速攻撃が見事決まる。濱崎は2着には残した。
以上準優3戦の結果、優勝戦12Rメンバーは【①本多・②鳥居塚・③向井田・④濱崎・⑤鈴木・⑥吉永】の通りとなった。
イン本多の機力は行き足を中心にまずまずといったところ。1~4枠勢の仕掛けはしっかりしているので、隊形で大きく不利をこうむることはないはずだ。逃走確率はまずまずの想定。多少気になれば伸びる濱崎の4カド戦だが、こちらもジカ内の向井田もかなり伸びているので、楽にまくり展開とはならないだろう。荒れるとすれば、濱崎がタッチに近いSがかかった時か、むしろ向井田が準優同様に3コースから握って攻めるケースの場合。この展開だと前競りで濱崎の差し伸びという目が面白くなってくる。鳥居塚もV戦では明らかに足負けしており、準優のような2コースツケマイの奇策に出るパターンがあるので一応注意がいる。外勢は中堅足で濱崎が絞る形での着一杯という読み筋が妥当な線。
6超抜級 | 濱崎 直矢 砂長 知輝 |
---|---|
5上位級 | 向井田 佑紀 菊池 宏志 |
4中堅上位級 | 古場 輝義 鳥居塚 孝博 蜷川 哲平 小林 基樹 荒田 泰明 山崎 裕司 渡邉 俊介 本多 宏和 権藤 俊光 田中 勇輔 |
3中堅級 | 亀本 勇樹 山崎 義明 鈴木 博 大賀 広幸 本橋 克洋 富永 正人 上平 真二 尾形 栄治 山本 兼士 吉永 則雄 長畑 友輔 三宅 潤 新出 浩司 黄金井 力良 渋谷 明憲 石川 諒 高岡 竜也 石田 貴洋 |
2下位級 | 長岡 茂一 山下 和彦 松浦 博人 大澤 大夢 秋元 哲 庄司 樹良々 岡 悠平 國分 将太郎 |
1ワースト | 土井 祥伍 金山 立樹 |
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