ボートレース琵琶湖

琵琶湖

シリーズリーダーの谷野錬志が堂々の逃げで当地初V!!

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優勝戦は気温29度ときびしい残暑の中で行われ、予選トップ通過の谷野錬志が人気に応えてインから圧勝した。

4号艇の地元番長・吉川昭男が注文通りスロー域に回り込むも、1号艇の谷野、2号艇の丸岡正典が枠を主張。吉川はスローの3コースとS展示と全く同じ隊形で、ダッシュ勢も同じくカドにボートを引いた3号艇の藤山翔大が4コース、そして5号艇の宮下元胤、6号艇の馬野耀の強烈パワーコンビが枠番通り5、6コースへ。124カド356の3対3の進入で優勝戦が開始された。

スリットで先手を奪ったのはイン谷野で、ただ1人の0台発進。藤山がコンマ22と遅れ、ほか4艇は1艇身残しで横並びのスタート。そこから谷野が力強く1マークを先制。丸岡は差し、吉川は伸び返し握って来た藤山を張って出て全速外マイへ。ここで早くも谷野が単独先頭に躍り出た。

差した丸岡の内を2番差しの宮下が続く。焦点は2位争いとなったが、1周2マークで再び全速旋回を敢行した吉川が2番手に浮上。これを内から追う丸岡が2周1マークで深追いし、後続の宮下、馬野のハイパワーコンビに差されて万事休す。パワーに勝る宮下はその勢いで吉川にまで迫るもこれは及ばず、谷野、吉川に続いて3番手でゴールした。

最終日は8Rで新鋭女子が勝ち上がり、3連単で181,210円という大波乱もあったが、優勝戦は人気の谷野がしっかり逃げ切り。3連単1-4-5は5,870円(25番人気)で決着した。勝った谷野は今年V3、当地は初優勝となった。