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「創刊55周年記念 九州スポーツ杯 オール九州選抜戦」は最終日、優勝戦が行われた。優出メンバーは1号艇から篠崎仁志、前田将太、渡辺浩司、岡村慶太、塩田北斗、郷原章平の6人。1~5枠までを初日ドリーム組が締め、6枠の郷原も純地元のA1レーサーと順当な顔ぶれとなった。
戦前には郷原がピット離れ仕様も示唆したが、進入はS展示も本番もゆったりした枠なり3対3。篠崎がインからただ1人、0台の踏み込みを決めると余裕の先マイ。他艇に何もさせず完璧な逃げを決めた。ターンマークすれすれを滑らかに差し込んだ前田将だが、舟が返ったときには篠崎が2艇身先行していた。この時点で戦前から2強と評された2人のワンツーは確定。焦点は握った渡辺浩とまくり差した塩田の3着争いへ。2Mで塩田が全速戦で勝負をかけたが、内から小回りした渡辺浩が2周HSで内優位に運び3着を確保。2連単1-2は200円、3連単1-2-3は450円。2連複、3連複を含めて全て1番人気で決着した。篠崎は前節の児島に続く連続V。最高のリズムで次節の蒲郡、SGメモリアルに向かう。
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