ボートレース浜名湖

浜名湖

徳増秀樹が一気に決着をつけ優勝!!

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優勝戦6枠の吉村誠は朝からチルト1.5度や3度、2度と試して、菊地孝平は10R発売中のスタート練習で3カドに挑戦。河合佑樹は「4コースでも5コースでもどっちでもいいから、ピット離れは多少甘くなっても伸びに寄せる」と調整。超抜機で絶好枠の徳増秀樹で鉄板ムードだったが、最終日のピットは少し波乱を意識させられる雰囲気があった。

ほぼ無風の状態で行われた優勝戦。枠なりか、河合と藤田竜弘で4、5コースが入れ替わるくらいが有力だったはずが、菊地がピット離れで遅れてしまい、まさかの1243カド56隊形に。それでも菊地はコンマ11のトップスタートを決めて先まくりを狙ったが、河合の猛反発に遭って万事休す。その河合も菊地を止めるのが精いっぱい。これらを一気に制圧していったのはチルト3度の吉村。菊地と同タイミングでスリットを通過し、そこから伸びて一気に絞った。ただ、インの徳増をまくるには至らず。パワー十分の徳増はしっかりと伸び返した上で冷静に1Mを先取りし、ターン出口で一気に決着をつける逃げを決めた。外を回った吉村がバック2番手。小回り差しで粘った坪井康晴が吉村に迫りかけたが、吉村が道中で落とさず握り気味に回るように心がけて振り切った。坪井は藤田竜や河合を退けて3番手を確保した。

勝った徳増は昨年のこの大会以来の優勝で、通算では91回目。当地では20回目の優勝を決めた。7月の中間整備で看板機と化した48号機は、その整備以降は4節中3優出、2度Vとなった。「勝ちグセをつけたい」と話していた徳増は、いい流れで次節のSGへ向かう。

また、2着に入った吉村は、これで6コース戦で6連続2連対(1、1、1、2、2、2着)となった。この流れがどこまで続くのか、そちらも注目して追いかけたい。