ボートレース若松

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歴代名人・渡邉英児が絶品のイン差しでV!!

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6日間開催のGⅢ「マスターズリーグ第4戦マンスリーBOATRACE杯」は優勝戦が行われ、古澤信二にまくられながらも絶品のイン差しを披露した渡邉英児が1年3か月ぶり通算57回目、当地では5回目の優勝を飾った。

本番の進入は枠なりの2対4でスーパーエース機・古澤の3カド戦。古澤はコンマゼロ台のトップスタートも決めてすぐさま絞りまくりに出た。内2艇は完全に飲み込んでいたが、強い追い風のせいかわずかにターンマークを外したのが致命傷に。

渡邉はいったん、古澤の引き波を越えてから差す、いわゆる「イン差し」ハンドル。完全にまくられていたがバックでは同体に持ち込み、2マークの先マイで優勝。差し返しを狙った古澤は上平真二と接触して届かず、10年ぶりの優勝はかなわなかった。3着は今垣光太郎に競り勝った上平が入り、2連単、3連単とも本命サイドでの決着。

渡邉のエンジン3号機は前節の平田忠則がセット交換をしてから別物の動きになり、今節は新ペラだったがそれも全くの無関係。渡邉は新ペラをほとんど微調整しかしておらず、本体自体が強烈に良くなっているのかもしれない。