ボートレース多摩川

多摩川

V戦1枠は舟足強力な坂口周!

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「第16回マンスリーBOATRACE杯」5日目は準優3戦が争われた。準優10Rは高橋二朗が動いて、進入は162カド345。スタートはその高橋以外がコンマ0台の踏み込み。スタート後のぞいたのは3コースの藤田靖弘。インの赤羽克也は、ここに抵抗気味に1M回ってしまい、切り込んだ石田章央が突き抜けて1着。先にまくり差した藤田も2着に残った。

準優11Rは内を欲しがった6枠の深井利寿に各艇が抵抗し枠なりのオールスロー。スタートはインの村田修次がコンマ10とダッシュ乗りも良し。そのまま村田は1Mも綺麗に回って逃げ切り成功。2着は前田篤哉が2M差しで取り返した。

準優12Rは枠なりの3対3。ここはダッシュ艇が早い飛び出し。畑田汰一山本兼士はコンマ01に収まったが、汐崎正則はスリットオーバー。ただイン坂口周もコンマ13の仕掛けからダッシュ勢に伸び返す。1Mは難なく坂口が先マイ逃走へ。差した上村純一が2着に粘った。

この結果、V戦1枠には坂口が搭乗。「去年が良すぎたのもあったが、今年はここまでペラがあまり良くなかった。今節は調整もうまくいっている。これをいい切っ掛けにしたいね」とV戦へ意気込む。今年初優勝へ渾身の早逃げ披露といくか。

坂口は直線系軸に舟足強力。だた、今節は1度、イン戦で赤羽に2コースから平坦な隊形で差されているだけに、万全信頼とはいかずというムードは少しある。4カドの前田の出足系が強力だけに、やはりここのまくり差しは脅威。前田のスタートが決まっているので、坂口が応戦に出るようだと、回り足がかなり上昇している村田の小差しも軽視は出来ない。石田は乗れているが、よほど坂口がターン失敗など好隊形がない限り現状の足ではまくり差しても着一杯の印象。藤田はレース足が上位級で、前田の仕掛け次第では穴目では突き抜け面白い存在。上村純はスタート力の面で見限れないが、足はかなりV戦では弱いので3着の穴という捉え方で良さそう。