予選をトップで通過したのは坂口周！

4日目。得点率トップで予選最終日10R1枠1戦に挑んだ坂口周だったが…。2コース赤羽克也の差しに屈してのまさかの2着惜敗。「急に上がり気味になってしまっていた」と調整面での敗因をレース後に語った。ただ、舟足自体は「いい意味でバランスが取れている。全体で見れば上の方あると思いますよ」と自信を持っている。最終戦2着も得点率はトップをキープ。準優は12R1枠に布陣。3枠の地元・石渡鉄兵と対峙することになるか。

2位は赤羽。前記の坂口1枠戦撃破に加えて、前半の2R5枠戦は、前付け3コースからまくり勝ちという派手なパフォーマンスも披露。抜群の実戦足を武器に、準優は10R1枠に乗艇。2枠の藤田靖弘、3枠の安達裕樹は共に快速。加えて6枠の高橋二朗が前付けを匂わせるコメントを出しているだけに、楽インとはいかないケースはある。それでもリズムの良さとパワーで押し切っていくか。

3位は村田修次。予選最後の1枠戦は、超抜・前田篤哉のカドまくりに屈してしまったが「行き足は良くなっている。その分スタートのタイミング自体がズレてしまった」とイン敗戦の悔しさは感じながらも、機力アップには手応えあり。準優は11R1枠で、再び2枠前田との対決。今度はジカ内から合わせて、意地でも先手は取って出そうだ。