村上遼がイン速攻で激闘を制す！！

西日本地区の若手の祭典、GⅢ「第8回ウエスタンヤング」は村上遼のVで幕を閉じた。

前検で行われた試運転の段階から強めの足をアピールしていた村上は、予選を6戦3勝、2着3本のオール2連対をキープ。羽野直也、佐々木完太を振り切り、予選トップ通過を決めた。

今大会の相棒となった66号機は近況好調エンジン。その逸品が村上のハンドルワークと見事にリンク。持ち前の機動力を活かせる足を武器に、準優もイン速攻で圧勝。優勝戦のポールポジションを手中に収めた。

その優勝戦も圧巻のレース内容。コンマ05のトップSでプレッシャーをかけてきた2コースの羽野に対して、村上はインからコンマ08のタイミングで艇を併せる。そこから更に伸び返して1M先マイ。3コースからまくり差しで迫った佐々木も振り切り、グレードレース初Vへのゴールを駆け抜けた。

村上は当地は初、通算では6回目の美酒となった。