多摩川
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優勝戦1号艇は地元エースの今泉友吾!
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5日目はセミファイナルデー。準優3戦が争われた。
10Rの進入は枠なり。スタートは2コース江口晃生が僅かに遅れ、外の柳田英明が一人0台。イン重野哲之もコンマ13の好スタート。余裕のあるスリット線から重野は難なく逃げ成功。2着は江口、中村晃朋、黒井達矢の3名で争われ、黒井が競り勝った。
11Rは前付け宣言の海野康志郎が結局大外発進。枠なり3対3から0台スタートを決めたのは渡辺浩司と松尾拓の2名。ただ、イン本橋克洋もコンマ11の仕掛けで攻めを受け止められる態勢。1Mはしっかりサイドをかけて本橋が逃げ切り。全速つけて出た渡辺浩が2Mも全速で綺麗にクリアし2着。
12Rの進入は深川真二が当然動いて142カド356。イン今泉友吾は100m付近の起こしだったが、コンマ04の素晴らしいスタートを決めて逃げ成功。中段から握り続いた妻鳥晋也が2着を確保した。
以上準優3戦の結果、優勝戦メンバーは1号艇から今泉、本橋、重野、妻鳥、渡辺浩、黒井となった。
今泉の行き足、出足にターン足と、いわゆるレース足と称される部分は節トップ級になっている。スタートは本来控えめな方だが、準優ではコンマ04と地元大将としての意気地も示した。伸びる重野が少し不気味ではあるが、そこをいなしながら逃げれる足は作っている。V確率はまずまずだ。
本橋は出足から行き足にかけて良好も、どちらかというと握り気味で出れる位置の方が生きる足だった。
勝つなら、今泉と重野を競らせての差しか。重野は手の合う3コース。まくりが本領だが、圧をかけてまくり差す手も選択肢にある。行き足から伸びはトップ級だ。
妻鳥の4カド戦はわりと意外性はある。重野が行く展開なら差し絡み妙味。巧さなら渡辺浩で、まくり差し単穴で大きい所を狙うならここだろう。突き抜けの目もないとは言えない。
黒井はさすがに大外ではやや遠い。2、3着で狙うのが吉。