渡邊雄一郎が今年初アンド当地初Vを達成！！

「PayPay銀行杯」は6日、最終日の競走が行われた。

シリーズの話題を独占したエース64号機の和田操拓が、準優11Rで大逆転の1着後に待機行動違反で賞典除外。ピットだけでなく、記者席や配信番組の出演者も騒然となった。主役が忽然と姿を消した優勝戦は、最初から波乱含み。スタート展示から6号艇・吉川昭男が前付けに動く。普段のスタイルもそうだし、準優4着ながら1着の和田と3着の安田政彦が賞典除外で優勝戦に乗れたツキもある。何より、滋賀支部の後輩の和田の敵討ちをしたいという思いもあっただろう。山崎郡と中田元泰は枠番を主張。吉川は3コースで、渡邊雄一郎がスローの4コース。辻栄蔵、中村辰也がダッシュとなった。しかし、本番は渡邊が4カドに引く。ここが勝負の分かれ目となった。コンマ09のトップスタートで、深くなったスロー勢を一網打尽に。続いた辻とワンツーを決めた。中村も続いてダッシュ勢で上位独占かに思われたが、中田が3番手を逆転した。渡邊は19年10月芦屋以来のVで当地は初V。2連単3-4は1700円(6番人気)、3連単3-4-2は7060円(25番人気)。