超抜級の高橋勲が優勝戦1号艇！

5日目は準優3戦が争われた。

準優10Rの進入は枠なり3対3。イン高橋勲はコンマ13の仕掛けで逃げ切り成功。まくり差して天野晶夫が続くと思われたが、2Mで深水慎一郎が内突き突進し突如混戦に。天野、深水での競りに追い上げた宮之原輝紀も参戦。結果は2周2Mで内を差した宮之原となった。

準優11Rの進入は枠なり12カド3456。前本泰和が「一番優出出来る位置と思った」と3カドを選択。ただスリット後は横一線で、その前本もそう伸びず。1Mは浅見昌克が先マイ。ただこのターンが漏れる。差したのは池永太。2Mは池永が先マイ、前本も内へ切り返すが、浅見がまとめて差して1着。2着は前本が競り勝つ。

準優12Rの進入は枠なり3対。スタートはインの中野次郎がコンマ15でトップタイミング。中野は仕掛け一気に押し切り成功。坪井康晴が2コース差しで続き、完全本命決着に。

優勝戦12Rメンバーは①高橋・②浅見・③中野・④坪井・⑤前本・⑥宮之原。

イン水域に高橋と浅見の足超抜級のベテランA2勢。中外にSG戦士たちという布陣。なかなか難しい一戦だ。高橋の行き足と出足は超抜クラス。Sもここ一番は強烈なのを行ける度胸もある選手だ。逃げ切りは十分。ただ前本の前付けがきつく入るケースもあるのは不安要素ではある。浅見はターン足が素晴らしい。勝つには「漁夫の利待ち」ではあるが、「勲さんは熱くなるタイプだから…」とイン艇の握りすぎを密かに狙っている。中野もレース足系で上位のパワー。中段でのさばきも立つ。高橋を攻略するならまくり差しの選択とみる。坪井は直線系が強力。中野に楽な初動を許さず握らせて、まくり差したい。前本は進入どうするのか？坪井にジカ内から合わされ楽には動けなさそうだが…。ただいずれにしろ、行き足はいいので、どの位置でも一撃の絞り込みには注意を。宮之原は正直ここでは苦しい足。スピードがあるので舟券絡みは十分あるが、前本の絞込みに乗ずような形にならないと厳しい。