琵琶湖
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強ツケマイ炸裂の山崎哲司が当地で10年ぶりのV!!
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現行エンジン最後となる一般戦シリーズ「PayPay銀行賞」優勝戦が行われた最終日は、シリーズ初となる上天気での開催となったが、午後から次第に風が強まり、ついには波高7~8cmとなり8Rからは安定板を使用してのレースとなった。優勝戦が行われる時刻には風もややおさまり、追い風3m、波高4cmという水面状況ながら引き続き安定板を使用しての優勝戦となった。
1号艇は今節のシリーズリーダーで準優でもただ1人、インからハイパワーで逃げ切った原田篤志、2号艇は準優で今節V候補筆頭だった大上卓人を2コースから差し切った山崎哲司、そして3号艇は同じく準優で3コースからまくり差しで勝ち上がった深水慎一郎が入り、4、5号艇では準優インで敗れたものの2着を死守した谷野錬志と大上、そして6号艇に松尾充という6選手で争われた。
スタートはほぼ横一線も内から順に早く、コンマ07のトップスタートで飛び出した原田が1Mを先制。そこを2コースからほぼ同体で飛び出した山崎が、荒れた水面を強烈なツケマイで先マイの原田に襲い掛かる。これが見事に決まり山崎が先頭でバックへ。深水が内から差して続き、インの原田が立て直し追い上げる。大上は原田と接触し行き場をなくし、大外の松尾は展開なく後方。
2Mで山崎が単独で先制、2番手で続く深水に、内を突いて強烈パワーで原田が追い込んで並ぶ勢い。ここから3周目までこの両者がびっしりと2番手を争うが最後は深水が原田を振り切って単独2番手でフィニッシュ。惜しくも原田は3着となった。3連単は好枠3者で決したものの、2-3-1で19220円(46番人気)と高配当となった。
山崎にとってこれがおよそ10年ぶりとなる当地制覇で、当地通算V3。今年はこれが初優勝となった。