西村拓也、鶴本崇文の大阪コンビがポイント上位！

連勝を5まで伸ばした西村拓也。3日目後半の6戦目で今節初めて土がついたが、手応えは2日目よりもアップ。「求めていた一瞬の足が来た」と話しており、レースする上での不安は解消されつつある。

鶴本崇文は、相変わらずピット内ではあまり姿を見ない。3日目は「朝の内にペラをちょこっと叩いたくらいで、あとはほとんど何もしていません」と言っており、もう調整する必要がないくらいの仕上がりになっている。予選はこのまま大阪同期コンビがワンツーで終えそうなムードがある。

得点率3位は長岡良也。「ピリッとしない」と仕上がりには不満がありそうだが、対戦した選手からの評判は上々。こちらも足に関しては心配ない。中村尊は日増しに手応えが良くなっていて、3日目は「上位の一角」と言えるところまできた。逆転で準優1枠の座をつかめるのか、注目だ。

中澤和志は3日目11Rのイン戦で大敗。6枠に伸び超抜な高倉孝太がいた事で中澤も伸び寄りの調整でレースに挑んだようだが、これが裏目に出てしまった。2着だった前半戦は「乗っている体感は良かった」そうで、その状態に戻せば問題なく予選は突破してくるはずだ。

その高倉は6枠でチルト2度にしていたが「伸びは良かったけど、もうやらない」と、期待ほどの足にはならなかった様子。「基本は前半のチルト0.5。それなら出足も伸びも◎が付きます」とバランスのいい足になってレースがしやすいようだ。高倉は予選最終日にセンター枠2走で登場。パワーを活かした走りで強敵撃破となるか。