ボートレース多摩川

多摩川

中野次郎が逆転で優勝戦1号艇をゲット!

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5日目。本日は準優3レースが争われた。予選トップだった佐藤隆太郎が、1M永井彪也のまくり差しに屈し、更に2M不利をもらってエンストのアクシデント。得点2位の中野次郎が、準優11R1枠インからの勝ち上がりでV戦1枠の椅子をつかんだ。

準優10Rは枠なり3対3。スタートは杉山貴博がインからバチッとコンマ08を決める。スタートで揺るがす艇もなく、1Mは杉山が一気に先取りターンで逃げ決着。2着争いは差した熊谷直樹、野澤大二深澤達徳の3名で2Mさばき合い。ブン回した熊谷直樹が競りを制した。

準優11Rは枠なり3対3。スタートは外艇が0台前半の渾身仕掛けも、内側勢も余力ありのスリット域。コンマ09のスタートから中野次郎は1M先制。2コース小林泰の差しもいい角度だったが、ターン出口の足であっさり中野が突き放して逃げゴールへ。2着は小林。

準優12Rは枠なり3対3。スタートはイン佐藤隆太郎がコンマ10のナイスショット。しかし…1Mはその佐藤のターンが僅かに漏れる。ここを逃さなかった永井彪也がまくり差して白星。2M差し返しを狙った佐藤は、ここで蜷川哲平の突進(不良航法)をもらってエンスト。蜷川はそのまま2着に粘りこむが、準優での航法違反で失権。3着の後藤翔之がV戦へと繰り上がった。

中野の行き足から伸びはトップ級に仕上がっている。準優は行き足に寄せる調整で、わずかに1Mをもらしているが、そこもグリップ調整に戻せば問題はあるまい。逃走確率はまずまず高い。ただ一応注意しておきたいのは後藤翔。「6枠だしピット離れ調整か、伸び調整は試したい」の声。この捨て身の戦略に付き合わされるインになると、中野によもやの不覚があるかもしれない。スタート展示は、中野自身より後藤翔の気配に注意しておきたいところかもだ。

杉山は直線系で舟足良好。永井はレース足全般が良く中上。準優3コースまくり差しはさすがの切れ味。レースイメージはなかなかいいだろう。熊谷も行き足付近はまずまず。カド戦の熊谷は怖さはあるが、ただF2ペナルティーの休みを残しており「スタート行ってていい身分ではないから…」という部分はやや減点だ。小林は今節好戦が光ったが中堅少々の足。V戦ではさすがに展開待ちとなってしまう。

前日とのランク変動を表しています。
...2ランク以上UP
...1ランクUP
...変化なし
...1ランクダウン
...2ランク以上ダウン
エンジンパワーランキング
6超抜級 永田 秀二
5上位級 尾形 栄治 蜷川 哲平 中野 次郎 杉山 貴博
4中堅上位級 内山 文典 熊谷 直樹 宮内 由紀英 遠藤 晃司 福来 剛 木下 陽介 後藤 翔之 永井 彪也 佐藤 隆太郎 小原 聡将
3中堅級 池田 雷太 森 弘行 野澤 大二 高橋 英之 入澤 友治 深澤 達徳 長田 頼宗 長畑 友輔 小林 泰 萩原 知哉 板倉 敦史 寺島 吉彦 馬場 剛 澤崎 雄哉 後藤 盛也 渡邉 健 堀越 雄貴
2下位級 浦田 信義 岩谷 真 山崎 聖司 多羅尾 達之 西舘 健 森作 広大 岡部 大輝 鈴木 雅希
1ワースト 若女井 正