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「日本トーター杯」は最終日を迎え、第12Rで優勝戦が行われた。「4号艇ならスローで起こしたい」と話していた吉田裕平が、コメント通りに4コーススローを選択。5号艇の山崎郡がカドに引き、1234カド56という並びになった。
横一線のスリット隊形となり、インからコンマ09のトップスタートを決めた高橋勲が先マイ。2号艇の畑和宏が外マイを選択した事で外艇は攻めることができず、高橋が早々と独走態勢に持ち込んだ。差した山崎郡がバックで浮上し、2番手。3番手争いは吉田裕が佐藤博亮の追撃を振り切った。
勝った高橋は2019年9月常滑以来の優勝。当地では通算4回目のVを飾った。「エンジンが仕上がっていたので、ペラだけで良かった」と話していたが、28号機はこれで平高奈菜、大上卓人、そして高橋と3節連続V。次節以降も注目の的となりそうだ。
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