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初日9R、逃げたかと思われた浜野孝志を差し切った松尾充は「初動のかかりが良くなかったけど、いい足してますね」と笑う。相棒のエース17号機は、2月の東海地区選で弟の松尾拓を優勝へ導いていた実績機だ。
だが、パワー面で松尾充よりも際立っているのが松井洪弥。緒戦はまくり不発に終わったがさすがに加速感にスタートがついて行かなかったように見えた。「スリットあたりから出て行く。スタート難しいですけどかなり伸びますね」と語る。試運転ではチルト3も試したが「起こしで鳴いてスタートが不安定だったから」と使用せず。それでも抜群を匂わせる動きである。2日目は2走とも4カドが狙える面子。まくり2連発があるかもしれない。
注目のドリーム戦は松尾拓のまくりが流れてイン井口佳典が何とか立て直したかに見えたが、2Mで松尾拓が全速ツケマイ。これが決まり、松尾拓は2、1着の滑り出しとなった。
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