宮島
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貫録の逃げで前本泰和が優勝!!
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7日間のロングラン決戦で争われた毎年恒例のGW開催「第50回サンケイスポーツ若葉賞」は前本泰和の優勝で幕を閉じた。
優勝戦は前本が好枠インから慌てず騒がずの王道逃げを披露。Sして出て行く足はいつも通りのパワー。最後の課題と挙げていたターン回りも優勝戦のイン速攻を見る限り、ほぼ死角のない仕上がりにしているあたりはさすが。1M回った時にはすでにVゴールへの一人旅となっていた。この優勝で前本は今年早くもV6を達成。自身通算では125回目で、宮島では24度目の美酒に酔った。
振り返れば今大会のイン戦で前本に一番、冷や汗をかかせたのは初日ドリーム戦で5コースまくりを敢行してきた大上卓人とのデッドヒートぐらいだった。あの強力仕立ての大上を相手にしながらも、しっかりと勝ち切った時点で、前本のVロードは開けていたのかもしれない。